去年の夏頃から半年近く一緒に仕事をしていた日本人のN氏、
ネットで今見たことでもあたかも自分の意見の様に話す人だった。
しかも、調べまくるだけ調べまくって、なかなか結論の出ない、
まとまった意見にならず、結局、試行錯誤を嫌うタイプでも有った。
今、一緒に仕事をしているインド人のN氏、
こちらの彼はせっかくダウンロードしてきた資料をみないで、ひたすらググるタイプ。
当然、同じ資料がネット上にもあるので検索には引っかかる。
でも、少しでも手元にダウンロードした資料を斜め読みすれば、
どこに書いてありそうか覚えないのかな?と思ってしまうタイプである。
それぞれ、ネットの使い方にも特長があった。
日本人のN氏の場合(個人的な印象として)、自分の理屈を強化するためのネットで調べ、
目の前にあるデータやツールを使って試行錯誤をしないタイプに思えた。
一方、インド人のN氏の場合(これも個人的な印象として)、混乱しているからネットで調べる。
分からないからとりあえず、キーワードを入れまくってしらべる。
その結果、ロジカルに考えることなく断片的に得た情報を鵜呑みにしてしまう。
また、その断片的な情報をうまく構成できないでいる。
で、
何が言いたいかというとネットで調べることは悪いことではないけれど、
調べ方に問題があったり、方向性やポリシーに基づいて検索していないと、
作業効率がとても悪くなるということである。
いずれのN氏もネットという便利な道具を使うことで、
「理屈を考え、推測して、仮定を立ててと確認する」
という手順が欠落している様に見えてしまった。
と言っている自分がそこら辺うまく出来ているかというと、かなり疑問なんですけどね・・・
2009年7月16日木曜日
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